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RFIDシステムのメリット ~バーコード・QRコードとの違い~

テRFIDとは、RFIDタグとRFIDリーダーの間で電磁波や電波を送受信し、非接触でRFIDタグの情報を読んだり書き換える技術を指します。実は、このRFIDを用いたシステムは、バーコードやQRコードを用いたシステムと比較すると、多くのメリットがあります。当記事では、そんなRFIDシステムの主なメリットに加え、バーコードやQRコードとの違いをご紹介します。

RFIDシステムのメリット

メリット①:読み取り範囲が広い

RFIDは、ICタグとRFIDリーダーの距離が数メートルから十数メートル離れていても情報を読み取ることが可能です。バーコードやQRコードは読み取りの際にスキャナーに近づける必要があるのに対し、RFIDは手の届かない場所にある商品も遠隔から容易に確認できます。

メリット②:障害があっても読み取り可能

RFIDは、目に見えない場所やボックス内の商品も読み取ることが可能です。バーコードやQRコードは直接タグをスキャナーで読み取る必要があり、箱の中の商品をスキャンする際にはボックスから取り出す必要があります。しかし、RFIDなら外側からタグを読み取れるため、ボックスから取り出すなどの作業を省略でき、作業時間の短縮に貢献します。

メリット③:データの書き換えが可能

RFIDは、バーコードやQRコードと異なり、自由にデータを書き換えることが特長です。そのため、各RFIDタグにデータを保持し、活用することができます。ただし、RFIDタグ・システムの種類によって、データの書き込み・書き換えの自由度は異なりますので注意が必要です。

メリット④:複数のRFタグの情報を一括で読み書き可能

通信範囲内にある複数のICタグを一括で読み取ることができます。この機能は「アンチコリジョン(衝突防止)」と呼ばれ、複数の商品や在庫の情報を一括で読み取れるため、在庫管理や棚卸作業の効率化や検品作業の時間短縮が実現でき、業務効率化に役立ちます。

メリット⑤: 汚れに強い

RFIDは電波を利用してタグ内部のデータを読み取るため、バーコードのように印字の汚れや擦れによる読み取り不良が起こりにくいのが特徴です。たとえRFIDタグが汚れていても情報の読み取りに影響がないため、汚れがある環境での使用や長期保管にも適しています。

RFIDシステムとバーコード・QRコードのとの違い

上記の項目におけるRFIDシステムとバーコード・QRコードの比較表です。是非ご参考ください。

 RFIDバーコードQRコード
読取り範囲数m~数十m数cm程度数cm程度
遮蔽時の読取り可能不可能不可能
データ書き換え可能不可不可
汚れへの耐性高い低い低い

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